更新日: 2026年08月18日

e-教務とは?高校向けの機能や料金、導入前に確認したいポイントを解説

e-教務を候補に挙げたものの、自校の複雑な履修や成績処理に合うのか、料金はいくらか、導入後に教職員が使いこなせるのかと迷う担当者もいるでしょう。e-教務は、高校と中高一貫校の校務を一元管理し、約160種類の帳票にも対応するシステムです。機能の一覧だけでなく、日々の校務がどう変わるのか、導入前に何を確かめるべきかまで、紹介します。

e-教務とは

e-教務は、株式会社エフワンが提供する高校、中高一貫校向けの校務支援システムです。学籍、履修、成績、出欠、帳票といった教務情報を一つのシステムで扱い、同じ生徒情報を何度も転記する負担を減らします。

高校では、成績を入力して終わりではありません。履修状況を確かめ、欠課数を集計し、通知票や調査書へ反映し、年度末には指導要録を整えます。e-教務は、こうした一連の業務をデータでつなぐ製品と考えると分かりやすいでしょう。

まずは、製品の全体像を確認します。

項目 内容
製品名 e-教務
提供会社 株式会社エフワン
主な対象 高等学校、中高一貫校
提供形態 クラウド型、オンプレミス型
主な標準機能 生徒情報、履修、成績、出欠、帳票、権限管理
主なオプション 保健管理、出欠モバイル、英語表示、入試管理、預り金管理、外部システム連携
料金 要問い合わせ
導入期間 約3か月が目安
サポート フリーダイヤル、メール、FAX、リモート保守

参照元 株式会社エフワン e-教務公式サイト 製品紹介 よくある質問

e-教務V3という表記もある

検索結果や比較ページでは、e-教務V3という名称を見かけることがあります。現在の株式会社エフワン公式サイトではe-教務と表記されており、APPLICの準拠登録製品一覧では製品識別情報がV3.1、リリース日が2025年4月1日と掲載されています。

本記事では、現行の公式表記に合わせてe-教務と記載します。旧版から何が変わったのか、提案対象がどの版なのかは公開ページだけでは判断できないため、見積もり時に版と機能範囲を確認してください。

参照元 APPLIC 準拠登録製品一覧

すでにe-教務を利用している場合は、既存利用者向けサポートページが用意されています。ログイン情報が分からないときは、校内管理者か公式サポートへ確認するのが安全です。

e-教務が対応している学校

e-教務は、一般的な全日制高校だけを対象にした製品ではありません。学科、履修制度、課程、設置者の違いまで、幅広い高校運用に対応しています。

確認する軸 公式サイトで示されている対応範囲
学校種 高等学校、中高一貫校
学科 普通科、専門学科、総合学科
履修制度 学年制、単位制
学期 2学期制、3学期制
課程 全日制、定時制、通信制
設置者 公立、私立

対応できる学校と制度

対応校種が合っていても、運用まで合うとは限らない

対応一覧に自校の形態が含まれていれば、候補には入れられます。ただし、導入判断で本当に確認したいのは、現在の校務を無理なく再現できるかどうかです。

たとえば単位制高校では、卒業要件、科目の読み替え、再履修の扱いが学校ごとに異なります。通信制では、スクーリング、レポート、試験、単位認定をどの画面で管理するかが重要です。中高一貫校なら、中学3年から高校1年へ学籍や成績をどこまで引き継げるかも確認したいところです。

対応しているという事実と、自校の運用に合うことは別です。デモでは一般的な機能紹介だけでなく、実際の科目表、成績計算、帳票を見せ、同じ処理を再現してもらうと判断しやすくなります。

e-教務の主な機能

e-教務の機能は、単独で使うというより、学籍を起点に履修、成績、出欠、帳票へ情報をつないで使います。誰のどの作業が変わるのかを意識しながら見ると、導入後を想像しやすくなります。

機能 主な内容 主に関わる業務
生徒情報管理 個人情報、学籍、写真、関連ファイル 入学、異動、卒業、証明書発行
履修管理 教科、科目、講座、開講クラス 科目登録、講座編成、単位確認
成績管理 素点、評価、仮評定、評定、観点別成績 考査、評価、通知票、成績会議
出欠管理 授業、日、月、学期単位の出欠 出欠入力、欠課警告、皆勤判定
帳票出力 調査書、指導要録、証明書、通知票など 学期末、年度末、進路、卒業後対応
権限管理 参照、編集、印刷、ファイル出力の制御 個人情報保護、締切管理、誤操作防止

 

学籍、履修、成績、出欠をつなげて管理する

生徒情報管理では、氏名や住所などの個人情報、学籍、生徒写真、関連ファイルを登録します。この情報が、成績、出欠、通知票、証明書の土台になります。

履修管理は、教科、科目、講座、開講クラスの4階層です。たとえば、同じ数学でも学年や習熟度によって複数の講座を開く場合、科目だけでなく、どの生徒がどの講座を受けるかまで整理できます。

成績管理では、定期考査、実力考査、課題考査の素点に加え、評価、仮評定、評定、観点別成績を扱えます。出欠は授業ごと、日ごと、月ごと、学期ごとから運用に合う方法を選び、欠課警告や皆勤判定も確認できます。

約160種類の帳票と生活の記録を活用できる

標準帳票には、調査書、指導要録、証明書、通知票、成績一覧表などがあり、その数は約160種類とされています。文章量に応じたフォントサイズの調整や禁則処理、外字の印刷にも対応します。

生活の記録へ日々の活動や気づきを蓄積し、調査書や指導要録へ転記できる点も、単なる帳票作成ソフトとは異なるところです。年度末に記憶や紙のメモをたどるのではなく、日常の記録を後の帳票作成に生かせます。

学校独自の帳票は有償でカスタマイズできます。文部科学省の参考様式変更には追加費用なしで対応すると案内されていますが、学校独自様式の修正まで無償とは限りません。

入試、保健、出欠モバイルなどはオプション

標準機能だけで足りない場合は、入試管理、保健管理、出欠モバイル、英語表示、預り金管理、外部システム連携などを追加できます。保健管理では、健康診断、受診勧告、保健室の利用状況、学校管理下の災害などを扱います。

外部連携先としては、学校グループウェア、miraicompass、イデアのAI時間割、TOMAS-PS、さくら連絡網が掲載されています。連携先の名前だけでなく、自動連携か手動取込か、どのデータが動くか、エラー時にどちらへ問い合わせるかまで確認しておきましょう。

  • 標準機能の利用料
  • オプション機能の利用料
  • データ移行費
  • 独自帳票の設定費
  • 外部連携の初期費用と運用費

見積もりでは、これらを一つの総額にまとめず、項目ごとに分けてもらうと比較しやすくなります。

e-教務を導入すると校務はどう変わるか

機能が多いだけでは、教職員の負担は減りません。重要なのは、日々の入力から集計、帳票作成までの流れがどのように変わるかです。

成績処理は入力、集計、帳票作成を一続きにできる

表計算ソフトを中心に運用している学校では、教科担当が入力した成績を教務が回収し、集計し直し、通知票や成績一覧表へ反映することがあります。修正が入るたびに、どのファイルが最新かを確かめなければなりません。

e-教務では、入力後に確定すると自動で集計され、帳票も印刷時点の最新データから作成されます。入力期間を設定できるため、締切後の変更を抑えやすい点も実務上の利点です。

出欠管理は欠課数の確認まで早めやすい

出欠情報は、入力するだけでなく、欠課数の集計や警告、生徒への確認までつなげる必要があります。e-教務では、入力時に欠席数、欠課警告、皆勤表示を確認できます。

オプションの出欠モバイルを利用すると、教室からiPadで登録できます。山形県教育庁の資料では、時間割データを取り込み、日ごとの出欠をe-教務で管理する運用が紹介されました。教員が出席簿を手書きする作業は減る一方、年度末に印刷して保存する運用は残っています。

参照元 山形県教育庁 働き方改革通信

生徒情報の二重入力を減らし、共有しやすくなる

学籍に登録した情報を成績、出欠、帳票へつなぎ、生活の記録を調査書や指導要録へ利用できれば、同じ内容を何度も入力する必要は減ります。担任が持っていた情報を、権限のある教職員が確認できるため、生徒の変化にも気づきやすくなります。

ただし、外部の入試、会計、保護者連絡システムと連携しなければ、二重入力が残る場合があります。どの情報をどこで最初に登録し、どのシステムへ渡すのかを導入前に整理することが欠かせません。

e-教務の操作性と提供形態

教務主任が使いこなせても、担任や教科担当が迷うようでは、入力の遅れや問い合わせが増えます。操作性は機能数と同じくらい重要な比較項目です。

少ないクリック数とリアルタイム集計を重視している

公式のよくある質問では、マニュアルを見なくても最小限のクリック数で使える操作性を特徴として挙げています。トップ画面では、連絡事項、出欠状況、保健室の在室状況、時間割、未入力状況などを確認できます。

また、集計だけを行う専用ボタンはなく、入力内容を確定すると自動で集計されます。作業のたびに別画面へ移動したり、再集計を忘れたりするリスクを抑えやすい設計です。

もっとも、使いやすさは担当業務やITへの慣れによって変わります。デモには教務主任だけでなく、担任、教科担当、養護教諭、事務職員にも参加してもらい、普段の作業を試すのが現実的です。

クラウド型とオンプレミス型から選べる

クラウド型は、事業者が管理するサーバーへネットワーク経由で接続する方式です。e-教務のクラウド型は国内の富士通FJcloudを利用し、西日本のデータセンターで運用、東日本のデータセンターでバックアップすると案内されています。

オンプレミス型は、学校や教育委員会が用意した環境にサーバーを設置する方式です。既存の校内ネットワークに合わせやすい場合がある一方、機器の保守や更新も考えなければなりません。

方式を選ぶときは、初期費用だけでなく、サーバー管理、通信障害、バックアップ、機器更新、校外利用の必要性まで含めて比較してください。

関連情報 クラウド型とオンプレミス型の違いを詳しく確認する

e-教務のセキュリティとサポート

成績、健康、進路といった生徒情報を扱う以上、使いやすさだけで製品は選べません。誰がどの情報を扱えるか、障害時にどこまで支援を受けられるかを合わせて確認します。

役割に合わせて権限と入力期間を設定できる

管理者は、事務職員や養護教諭などの役割に合わせて権限グループを作成できます。機能の利用、帳票の印刷、ファイル出力を個別に設定し、権限のないメニューは表示しません。

教科担任は担当教科の成績、クラス担任は担当クラスの出欠だけを入力するように範囲を制限できます。さらに、成績を変更できる期間も設定できるため、担当外の操作や締切後の変更を抑えやすくなります。

細かく設定できる分、人事異動や担当変更のたびに見直しが必要です。誰が権限を管理し、いつ棚卸しするのかまで運用として決めておく必要があります。

バックアップ、標準仕様、認証も確認材料になる

クラウド型では、西日本のデータセンターで運用し、東日本へバックアップするとされています。一方、操作ログの記録項目、保存期間、バックアップ頻度、障害時の復旧時間までは公開情報だけで判断できません。契約前に確認したい項目です。

APPLICとは、自治体の情報システムを連携しやすくするための標準仕様を整備する団体です。e-教務の製品識別情報V3.1は、高等学校版の学習情報と学校保健に当たる区分で準拠登録されています。株式会社エフワンは、情報管理体制に関するISO 27001とプライバシーマークも取得しています。

これらは信頼性を判断する材料ですが、認証があるだけで事故を防げるわけではありません。学校側でも、アカウント共有の禁止、退職者の停止、端末管理、定期的な権限確認が必要です。

電話、メール、リモート保守と導入時説明がある

サポート窓口は、フリーダイヤル、メール、FAXです。携帯電話からもフリーダイヤルを利用でき、リモート保守にも対応しています。製品紹介では、問い合わせへ基本的に即日回答すると案内されています。

導入時には、一般職員向け説明会1回、管理者向け説明会1回が公式の導入フローに記載されています。ただし、受付時間、説明会の時間や人数、追加研修、訪問対応の費用までは公開されていません。

成績処理や年度更新の繁忙期に連絡できるか、管理者が異動したときに再説明を受けられるかなど、実際の年間予定に沿ってサポート条件を確かめてください。

e-教務の導入実績と公開されている効果

導入実績は、さまざまな学校で運用されたことを知る手掛かりになります。ただし、件数の多さだけで自校との相性は決まりません。数字の種類と時点を確認することが大切です。

県立、市立高校の統一システムとしての実績がある

公式サイトでは、公立、私立の高等学校と中高一貫校に加え、普通科、専門学科、総合学科、全日制、定時制、通信制などへの導入実績が案内されています。県立、市立高校の統一システムとして採用された実績もあります。

教育DXサービスマップには、掲載時点の導入自治体数として4、自治体名として岐阜県等が示されています。ただし、同カタログの情報が最新の総数とは限りません。現在利用中の自治体数や学校数は、提案時に確認するのが確実です。

参照元 教育DXサービスマップ

時間削減の事例は条件と合わせて読む

公式サイトでは、A校で年間350時間の校務短縮と担任の負担感半減、B県教育委員会で担任一人当たり年間100時間の創出につながった事例が紹介されています。

いずれも個別事例であり、導入すれば同じ時間を削減できるという意味ではありません。導入前の作業量、利用した機能、紙運用の見直し範囲によって効果は変わります。

導入事例を確認するときは、学校数の多さより、自校と近い学校種、課程、規模、導入形態の事例を探す方が参考になります。移行元のシステムや利用しているオプションまで近ければ、導入後の負担も想像しやすくなります。

e-教務の料金と導入までの流れ

料金について最初に押さえるべき点は、具体額が公開されていないことです。ただし、何も分からないわけではありません。価格の変動条件と、見積もりへ含める項目を整理できます。

公開されている料金情報の範囲

初期費用、年間費用、保守費用の具体額は、公式サイトと教育DXサービスマップのどちらにも掲載されていません。正式な料金は見積もりが必要です。

公開情報で分かる料金条件

費用項目 公開状況 確認したい内容
初期費用 非公開 初期設定、セットアップ、環境構築を含むか
年間費用 非公開 クラウド利用料、ライセンス料、保守費の区分
利用者数による変動 変動しないと案内 校内接続台数と利用者数は無制限
データ移行費 要問い合わせ 対象データ、テスト回数、修正回数
帳票カスタマイズ費 別途有償 新規作成、既存様式の修正範囲
研修、外部連携費 要問い合わせ 標準回数、追加開催、連携初期設定

 

利用者数や生徒数では価格が変動しない

公式のよくある質問では、接続するパソコン台数、利用者数、生徒数によって価格は変動せず、校内の接続台数と利用者数は無制限とされています。学校規模に応じて単純に一人当たりの料金が増える方式ではないことは確認できます。

ただし、価格を決める他の条件は公開されていません。クラウド型かオンプレミス型か、導入するオプション、移行するデータ、帳票の調整範囲をそろえたうえで見積もりを依頼してください。

運用開始までの目安は約3か月

公式サイトが示す導入の流れは、次のとおりです。

  • 導入に向けた打ち合わせ
  • 学校側で初期設定ファイルを作成
  • 入力形式やデータの矛盾を確認
  • オンプレミス型ではサーバーやネットワーク環境を構築
  • セットアップとデータ設定
  • 一般職員向け、管理者向けの操作説明
  • 運用開始

運用開始までの目安は約3か月です。最近の例として約1か月で導入できた学校も紹介されていますが、標準的な期間としては約3か月を見込む方が安全です。データ量、環境構築、校内調整によって変わります。

導入までの4ステップフロー

参照元 e-教務 導入までの流れ

初年度だけでなく5年間の総費用で比べる

見積もりは、初期費用だけで比較すると実態が見えません。クラウド利用料またはサーバー費、年間保守、オプション、外部連携、データ移行、独自帳票、追加研修まで含め、同じ利用期間で比べる必要があります。

制度改正時の文部科学省参考様式への対応は追加費用なしと案内されています。一方、学校独自帳票の修正や新しい連携の追加は別費用になる可能性があります。将来発生し得る費用も見積条件へ入れておくと、予算のずれを抑えられます。

e-教務を導入する前に確認したいこと

e-教務の対応範囲は広いものの、公開情報だけで導入可否を決めることはできません。後から追加費用や二重運用が生じやすいのは、次の項目です。

  • 独自の成績計算や帳票をどこまで再現できるか
  • 既存システムから何年分のデータを移行できるか
  • 外部システムとの連携が自動か手動か
  • 導入後も紙で保存する資料は何か
  • 繁忙期に必要なサポートを受けられるか

独自の成績計算や帳票は実物で確認する

学校独自帳票は有償でカスタマイズできます。ただし、追試、再試、単位認定、独自の評定計算、承認手順までどこまで個別対応できるかは、公開ページだけでは分かりません。

デモでは、サンプル画面を見るだけでなく、実際の成績計算例や帳票を提示してください。標準機能で処理できる部分、設定で対応できる部分、改修が必要な部分を分けてもらうと、費用と運用変更の両方を判断できます。

関連情報 校務支援システムのカスタマイズを詳しく確認する

移行するデータと残すデータを分ける

移行対象は、学籍、成績、出欠だけではありません。履修、外字、生活記録、卒業生情報、過年度帳票も候補になります。

すべてを新システムへ移すのが最善とは限りません。日常的に検索するデータは移行し、利用頻度が低い過年度資料は別保管にする方法もあります。テスト移行、学校側の照合、修正、本番移行までの役割と回数を明確にしてください。

外部連携と紙運用の残り方を確認する

同じ連携対応でも、APIで自動的に受け渡す場合と、CSVファイルを人が出力して読み込む場合では負担が異なります。更新頻度、エラー時の通知、再送方法、費用、問い合わせ先まで確認が必要です。

また、システムを導入しても紙が全てなくなるとは限りません。山形県教育庁の事例では、出席簿の手書きは不要になる一方、年度末に印刷して5年間保存する運用が示されています。法令や自治体の規程を確認し、紙で残す資料を絞らなければ、システムと紙の二重管理が続いてしまいます。

関連情報 校務支援システムの乗り換え時に確認したいポイント

e-教務が向いている学校と比較が必要な学校

e-教務が向いているかどうかは、機能の多さではなく、学校の課題と製品の設計が合うかで決まります。候補にしやすい学校と、他社も慎重に比較したい学校を整理しました。

e-教務が候補になりやすい学校 他社も比較したい学校
高校、中高一貫校向けの機能を重視する 小中高を一つの基盤で広域管理したい
普通科、専門学科、総合学科をまとめて管理したい 独自の成績計算や承認手順が多い
学年制、単位制、複数課程へ対応したい 大規模な個別開発を前提としている
成績、出欠、帳票を共通手順へそろえたい 保護者連絡や学習支援まで単体でまとめたい
標準機能を中心に約3か月で導入したい 公開価格だけで早期に予算を確定したい

 

e-教務は、高校特有の履修、成績、出欠、帳票を標準化したい学校にとって検討価値があります。一方、現在の独自運用をほぼ変えずに残したい場合や、校務以外の機能まで一製品へ集約したい場合は、フルカスタマイズ型や統合範囲の異なる製品も比較した方がよいでしょう。

e-教務と他の校務支援システムを比較するポイント

e-教務の公式情報を読むと、対応校種や機能の広さは分かります。しかし、最終的な選定では、他社と同じ条件で比べなければ、自校にとっての優先順位は見えてきません。

標準機能とオプションの境界をそろえる

学籍、成績、出欠といった機能名が同じでも、標準契約に含まれる範囲は製品ごとに異なります。保健、入試、進路、保護者連絡、外部連携まで、自校の要件を必須、あると便利、不要の3段階に分けてください。

必須機能がオプションに偏ると、費用だけでなく契約や問い合わせ先も増えます。機能数の多さではなく、標準構成で主要業務をどこまで完結できるかを比べることが重要です。

サポートと5年間の総費用を一緒に比べる

初期費用が低くても、データ移行、追加研修、帳票修正、サーバー更新に費用がかかれば、長期の総額は変わります。同じ利用期間、機能範囲、生徒規模で見積もり条件をそろえてください。

サポートも、連絡手段の数だけでは判断できません。受付時間、回答速度、リモートと訪問の条件、年度更新支援、管理者交代時の研修を費用と合わせて確認します。

デモでは自校の実務を再現する

デモで見るべきなのは、きれいに整ったサンプル画面だけではありません。実際の科目表、評定計算、出欠処理、通知票を使い、教務主任、担任、教科担当、事務職員が普段の作業を試すことが大切です。

e-教務は、幅広い高校運用、リアルタイム集計、約160種類の帳票、細かな権限設定、電話とリモート保守を重視する学校にとって有力な候補です。ただし、料金、データ移行、個別開発、外部連携の詳細によって適合性は変わります。

製品名だけで決めず、機能、カスタマイズ性、サポート、導入形態、5年間の費用を同じ基準で比べてください。複数製品を横並びで確認したい場合は、校務支援システム比較表も参考になります。

関連情報 校務支援システムの機能と選び方を確認する

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システムのカスタマイズ
完全カスタマイズ型
パッケージ型
※別途見積りで拡張可能
パッケージ型
パッケージ型
※エンタープライズプランのみ

出席管理
学籍情報管理
保護者連携機能
記載なし



即日対応
専属エンジニアによる継続サポート
即日対応可能
ヘルプデスクで即日確認
ヘルプデスクで即日確認
緊急時のみサポートチームが
即日確認
記載なし
納品までの
システム拡張
無料対応
※別途見積り
カスタマイズ不可
カスタマイズ不可
記載なし
導入までの
運用研修
3回
3分割の納品で
現地にて直接報告、運用の指導
※無償
リモートや訪問で説明会を実施
※無償
2回
一般職員向け説明会
管理者向け説明会
※無償
各種研修あり
※別途7万〜10万
記載なし
料金 5年間の
推定総額※
600万円
360万円+60万円×4年
記載なし
記載なし
444万
サーバー・通信設備
・サポート費用

48万4千円
+79万2千円×5年
1,188万円
3,960円×600名×5年
年間保守費用
60万円
※導入後1年間は
保守費0円無償で仕様変更可
記載なし
記載なし
79万2千円
3,960円/生徒1人
初期費用
高校・一貫校:
360~1093万円
※5年で分割払いも可能
※直近3年間における初期費用
※サブスク提供も可能
記載なし
記載なし
小中高:48万4千円
無し
導入校の例 筑波大学附属駒場中高等学校
早稲田中学校・高等学校
東京大学教育学部附属中等教育学校
明誠学院高等学校
関西大倉中学校・高等学校
その他多数
堀越高等学校
暁星小学校
成蹊小学校
浦和学院高等学校
白百合学園小学校
その他多数
記載なし 記載なし 開志学園高等学校
聖徳学園中学校高等学校
その他多数
基本情報 Major School System スクールマスターZeus e-教務V3 スクールエンジン BLEND
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※費用はシステムの仕様により大きく変動する場合がございます。あくまで目安としてご利用ください。

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